助けて
「上地さん、上地早紀さん。
小児科の3番へどうぞ」
とアナウンスが流れて早紀とママは、3番ドアを開けたら2人しか入れない待ち合い室がある。
丸椅子に座って待ってると柚木さんではない年配の看護が
「どうぞ」
と診察室に呼ばれてママと早紀は、入った。
入院してた時の目が小さく細くてシルバーの眼鏡の男性の先生がいた。
診察が終わり椅子を立とうとする時に、柚木さんが居ないのが不思議に思って先生に出ない声で
「柚木さんは?」
「うぅぅん。
・・・・
はぁぁ」
と困った表情を浮かべて先生は、黙って重い口を開いた。
「休みだよ」
と軽くながすように先生は、言った。