助けて

助手席に乗り込んでシートベルトをしたらママは、エンジンをかけた。




ぶぅぅん



我が家に向かって、高級住宅街の中に早紀の家は、あるが他の家と変わらぬぐらい立派に見える。



車を一旦、止まってギアの近くにあるリモコンを右手で取って、スイッチを押した。


ピッ



門が開き、駐車場と家と別れて建物があり駐車場に向かった。


庭師が手入れした庭は、季節により鮮やかな色をさせて桜が淡く染めて咲き誇ってように見える。



駐車場にママは、停めて、エンジンを切った。



早紀とママは、シートベルトを外してドアを開けた。