助けて


梨華の家に行こう。



迷惑かも知れないけど行く場所がない。


「うぇぇ。
気持ち悪い」

とお腹をさすり前屈みになって出ない液体を出そうとさせた。


早紀は、頬が腫れあがった顔で全身の痛みを堪えてゆっくり、梨華の家に向かった。



高級住宅街を離れた梨華の家に。





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