助けて

誰も信じてくれないのではないだろうか?



不安で押し潰されそう。



疾風、ママに何をいったの?



ママは、変わったよ。




早紀の話を真剣に聞いてから怒る人だったのに。




聞かず怒るなんて。




「ママ、早紀の話を聞いてよ」



涙が落ちて、泣き叫ぶ状態で早紀の部屋のたったったっと2階に上がった。


疾風は、魔物だよ、屑で、これからが怖い。

言葉では、表せないほど裏切られた気持ちが溢れてしまう。


ママが帰ってきたら、信じてくれると多少の期待を抱いてたから、涙は、滝のように落ちる。





< 14 / 236 >

この作品をシェア

pagetop