助けて


「早紀、その鞄、捨てなさい。
中身は、いるとしても。
早紀が捨てなけば」


ママは、意味不明な言い方をして早紀、分からない。



盗聴が仕掛けられたお気に入りの鞄を



「死んだ。
パパとの思い出の鞄だから嫌」



と駄々をこねてママを困らせた。


「ママを困らせないで。
早紀を思って言ってるだから捨てなさい」



っと困った顔に早紀が嫌がってるから強気の言い方に変わった。






< 149 / 236 >

この作品をシェア

pagetop