助けて


薄暗く電球がなくて早紀の足元を何か通ったような気がして、



びくっとしたがらも1人ぼっちでいるのも怖くて



「ママ」



っと叫んだ。



ママは、振り返って手招きをしてるように見える。


早紀は、身を縮こまりながら


1歩1歩とママに近づこうとした。



ママと話をしてる人の姿は、ママと同い年ぐらいの女性で医者らしい雰囲気がある。


ふくよかな体型にきりんの目のように丸々とした大きな目にくるりっと上がって長いまつげをしてる。




「あなたが早紀ちゃん?」


っとハスキーな声で診察室のドアの所に隠れて見てる早紀に女性は、言った。



「早紀、こっちに来なさい」


とママは、呼んでいるが知らない人に逢うのは、嫌ではないが不気味なこの建物の持ち主なんでしょう。



早紀が何しに来たのかさえ知らされず恐怖感がある。




「えぇ。
そうよ。
早紀の痣が直るまで緋沙の所に置いといてくれない」



とママは、緋沙っていう女性に頼んでるがこんな不気味な場所に早紀は、居ないとダメなの?





ママも一緒よね。






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