助けて
「座ってよ。
お腹、空いてなかったかしら。
それより疾風に聞きたい事があるの?」
っと疾風の顔をじぃっと見つめて
「……あぁ。
いいわ」
っともったいぶる言い方をするから気になる。
「なんだんだ。
早く言え」
っとムカつく奴だけど気になる言い方をするから聞いてしまった。
疾風は、椅子に座って
ぐぅぅぅぅっとお腹の中から聞こえてくる。
「ぅふ。
言っていいのかなぁ」
っといつもと違って、凄く言うのにためらってるように感じる。