助けて



「寂しいとか寂しくないって問題ではないわ。
早紀にとってどうすれば早紀の為になるか。
そして、私達、家族の為にもどうすればいいか考えた結果、早紀をとある病院に預けたのよ」



っといつの間にか、テーブルを挟んで前にありさは、座ってた。



考えて言ったのか?



分からないがありさは、淡々と言いながら疾風の顔を見ずに焼き魚の身をほぐしてる。






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