助けて
早紀を迎えに
仕事も集中出来ない状態だった疾風は、心の中は
うはうは状態でにゃけが止まらない。
真っ赤な外車を走らせ15時に仕事場から抜け出してありさが言ってた病院に走らせた。
都会のど真ん中の脇道を入ったら草木がぼうぼうに這えてあって薄暗くなっている脇道の中でも目立つ不気味さがある。
門を車のまま、入ったら20年前までやってたが今は、経営してない病院って感じ取れる。
看板は、黄ばみ、折れてあり草木が建物に絡み付いて開けにくそうな扉が開いてある。
こんな所に早紀がいるのか?
と思いながら建物の中に入った。
疎らに穴が開いてあり電球がないからうっすらと何処からの太陽の光によって多少の灯りが照らされてる。