助けて



疾風は入れてる間、汗が


早紀の身体にポタポタ落ちて疾風の分身は、楽しそうにしてる。




早紀は、歯を食い縛り




早く終わってと心の中で何度も呟いた。




張り裂けそうな痛さが早紀の身体に響く。



痛いと叫べれるならどんなに幸せだろう。




こんな生活から逃げたい。



早紀が何故、こんな思いをしながら苦しまないと駄目なの?




早紀を助けて





助けて






お願いと呟いても助けてくれる人に1度も




逢ったことがない。






疾風の外見に惑わされて早紀にやってる行動を知らない。




< 222 / 236 >

この作品をシェア

pagetop