助けて



疾風は、何事もなかったようにズボンを履いて早紀の部屋から居なくなった。



不気味な笑みを残して。





疾風は、寝室で寝ただろう。



早紀は、疾風が落とした下着を取って洋服を着直した。



髪は淫らになってるししわになった洋服が気に入らない。


綺麗にして、全身を鏡で見つめた。




うん。



完璧、これで大丈夫だよね。





この家から出れるよね。





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