助けて
運転して、駐車場に停めて小包を右手で持って宛名先を観たがないし
疾風の住所も書かれてない。
封筒には、何も書かれてない。
それが誰かからの狙いだろうし
中身を観ない訳にはいかない。
運転席で封筒を
ビリビリっと破いた。
カッターなどで疾風の指を切るかもって思ったがそんな事はなかった。
そんな気がしたが切る事なく封筒の中を見た。
うわぁぁぁ。
なんだこれ。
髪の毛が大量にある。
なんでか分からないが早紀の髪の毛だと確信した。
この、封筒を送り付けた奴は、俺に挑戦状だと思う。
俺を恨む奴は、どれだけいるかも分からない。
早紀の髪の毛をドアから捨てたら
手紙が1枚と写真が1枚あるように見える。