助けて
玄関先で革靴を脱いで棚の上に車のキーを置いてリビングを通って2階の仕事部屋に向かってる。
ぶるぶると寝室から疾風の携帯が鳴りだして
血相変えて寝室のドアを
バーンっと開けて携帯を取り出した。
テレビ電話になってあり画面は、早紀ちゃんが写し出された写真と同じ体勢だが違うのが1つだけある。
早紀ちゃんの額にピストルを向けられてあり他の誰も映らず。
はぁ。
俺の楽しみ。
心も身体も虜にする早紀ちゃんをこの世から居なくなれば。
「ふざけんな、
お前何様だ。
ぁぁん。
顔ぐらい出せ。
場所は、何処だ」
って眉間に皺を寄せて携帯の画面を見ながらドスの効いた声で言った。
「それは、無理だな。
今からショータイム。
楽しんでくれよ」
っと誰か分からないしばれないようにヘリュムガスで声を変えた声が聞こえる。