助けて


疾風は、膝をついて



「早紀ちゃん、大丈夫か」

と早紀ちゃんの肩を軽く叩きながら優しく低音でゆっくりした口調で。


「逃げ出すなよ。
パパは、早紀ちゃんの事を思って言ったんだから。
ご飯も食べずに行くから心配しただから」 



と話しをして一向に立ち上がらない早紀ちゃんを見て少し心配しながら周りの人に優しいパパに見えるようにした。





周りの人達は、なんだ家族なんだって表情が見えて一安心した。






< 24 / 236 >

この作品をシェア

pagetop