助けて
遠くの方で、男性だろうか女性なのか分からないが駐車場に来て疾風の車に少しずつ近づいて来る。



ヤバい。





咄嗟に早紀ちゃんのキスを辞めて、トレーナーをもとのようにした。




その人は、疾風の様子が見えたのだろうか。



気になるが気にならないフリをした。


ダッフルコートを留めて、早紀ちゃんにシートベルトをして、疾風もシートベルトをしてエンジンをかけた。



疾風自身、凄い慌てように驚きながら駐車場を出て近くにある病院に向かった。





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