助けて


化粧を落としたありさは、早紀ちゃんほどではないが多少は、マシ。



ありさの身体のラインがはっきりしたドレスを見ながらふと昔の事を思い出した。


子供の頃に起こったあの頃の事で大人の女性の身体を触れるのが怖くなったのだろう。



ありさが居る、寝室のドアの所に行き壁に両手をついてありさにキスをした。



ドアに両手を付いて、優しくキスをして、キャミの紐を下ろした。




腹を括った獣のように。






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