ぽるかLIVING
ついて行きますどこまでも(愛は魔法を超えるかも☆SS)
それは、秋の終わり
今にも霜が落ちてきそうな寒空の下。
お腹を空かせた子猫一匹
名前?
さあ、そんなものつけてくれる親も飼い主も知らない。
気がついたときは
ゴミ捨て場の箱の中だった。
はじめは一緒に3匹いた
当リすがりの小学生たちに弄り回され、
二匹は連れて行かれ私だけ残された。
「黒猫って縁起悪いって母ちゃん言ってた。」
「聞いたことある。悪魔の使いとか言われたりするよね。」
「ねえ、でもこの子顔は一番可愛くない?
それに黒って綺麗だし。」
「え~、でもうちに連れて帰ったら気味悪いって嫌がられそう。
この白いの連れて帰るよ。」
「ぼくこのキジトラ君にする。」
「あ~うちアパートだから無理だしね。
ごめん黒猫。」
そんな会話をしていたと思う。
そして、誰もいなくなった。
今にも霜が落ちてきそうな寒空の下。
お腹を空かせた子猫一匹
名前?
さあ、そんなものつけてくれる親も飼い主も知らない。
気がついたときは
ゴミ捨て場の箱の中だった。
はじめは一緒に3匹いた
当リすがりの小学生たちに弄り回され、
二匹は連れて行かれ私だけ残された。
「黒猫って縁起悪いって母ちゃん言ってた。」
「聞いたことある。悪魔の使いとか言われたりするよね。」
「ねえ、でもこの子顔は一番可愛くない?
それに黒って綺麗だし。」
「え~、でもうちに連れて帰ったら気味悪いって嫌がられそう。
この白いの連れて帰るよ。」
「ぼくこのキジトラ君にする。」
「あ~うちアパートだから無理だしね。
ごめん黒猫。」
そんな会話をしていたと思う。
そして、誰もいなくなった。