恋愛コンプレックス
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入学式が終わった。
なんで俺たち3年が付き合わされるんだか・・・。
そして廊下をぶらぶらと歩いていると
俺の今一番興味のある子がいた。
やっぱりその子は新入生代表の男のところにはいかず、
普通に教室に向かっているようだ。
「ねぇ、ちょっと!」
「―――?はい」
大人っぽい顔立ちに
吸い込まれそうな瞳。
この子だ。
今日の朝よく見かけたのは。
一回目は子供を助けて木に落ちて。
二回目は色目使った教師を脅した?だと?
面白すぎるだろ。
「名前。
教えてほしいな。」
満面の笑みでそう問いかけた。