恋愛コンプレックス


「お嬢さーん。顔がにやけてますよ~」



と、言ったのはもちろん雫で。




・・・ん?



「雫はどうするんだ?」



必然的に華恋は南を


私は長谷川を意識しちゃうわけで・・・。


「私は彼氏連れてくからー」



「あー。そうか。彼氏を・・・・

彼氏?




かっ、彼氏ぃぃぃぃぃぃ!?」




「そうだよ~」



「しっ、雫彼氏いんの!?」


「そうとも!二つ上の

片倉 誠也(かたくら せいや)

って言う人ですよー」



し、雫に彼氏がいただなんて・・・。


「誠也かなりかっこいいから、好きにならないでよね?」



雫はニヤッと笑った。








・・・マ、マジですか・・・・・。
< 192 / 374 >

この作品をシェア

pagetop