恋愛コンプレックス


「・・・ははっ。ははははっ」


長谷川が


笑った。



「やばー・・・。ギャップがすげーわ」



きゅうううん




長谷川が笑ってくれた。


なんか



涙が出そうだ。





「今日はバーベキューなんで!!準備しますよ~!」


南が明るい声で言う。







部屋に備え付けてあった時計をみると


もう・・・四時。




バーベキューかぁ・・・


なんかいいな。




「よし!じゃあ行こっか!」



雫のテンションはさっきと変わっていなかったけれど

私のテンションは密かに上がっていた。







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