恋愛コンプレックス
・・・確かにそれは、言い返せないが・・・。
「でっしょ~?私の目に狂いはない!」
「狂いっぱなしだろ」
「ちょっと!」
なんか、我ながら漫才みたいだな。
「・・・あれ。華恋は?」
私は辺りを見回す。
「って。話そらされた!・・・けど確かにいないね。カバンもないし。」
いつもだったらもう来ている時間なのに。
ガララララッ
華恋は慌ただしく教室に入ってきた。
「セ、セーフ?」
華恋は息を切らして教卓をみる。
教師はいないからまだセーフ。
「華恋どうしたの?」
雫が聞く。
「あ、寝坊しちゃって・・・」
「えへへ」と華恋は苦笑い。
このタイミングでちょうど教師が入ってきた。
その後ろには
見たことない女の子。