恋愛コンプレックス
ガラッ
長谷川と図書室に行き、ドアを開けるとそこには白羽さんが。
「たっくん!・・・と。えっと・・・」
どうやら私の名前がわからないようだ。
「天瀬です。一応委員長だから、よろしくね」
愛想笑いをしてみるが、うまく笑えているかはわからない。
「・・・委員長!すごーい!よろしくね!!!」
私に比べ満面の笑みで返してくる白羽さん。
華恋の方が断然いいと思うけど・・・。
やっぱ男子からしたら可愛いと思うんだろうなぁ・・・。
幼馴染みだからって、恋愛感情がないわけじゃないし。
現に昔両想いだったらしいし・・・。
昔の想いが蘇ってきてたらどうしよう。
付き合っちゃったりして・・・
あはは・・・。
笑えねーよ・・・!