恋愛コンプレックス

二人で歩いてるなか、ふとあることに気が付いた。


「なぁ、長谷川は白羽のこと好きなんじゃないのか?」

「はぁ?いまさらなんだよ」


長谷川は振り向かずにそう言う。




「だって、この間白羽の家に・・・そういうことしたんじゃないのか?」



「ぶっ んなわけねぇだろ!あれは美麗のお父さんに挨拶にいってただけだ!」



「あ、挨拶って!け、結婚すんのかよ!?」



「ばかかよ!?留学の挨拶に決まってんだろ!」





「そ、そうか!そうだよな!」






・・・・ちょっと、自分がバカらしく思えてきた・・・。









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