恋愛コンプレックス
「だったら、私も帰るぞ…。」
立ち上がった瞬間。
「待て。」
そう呼び止められた。
「なんでお前はそんな性格なんだ?」
はぁ?
「性格に理由はないだろ。」
「ほら。なんでお前は俺の言うことを聞かない?まじでムカつく」
要するに
こいつはただの自己中だな。
「世界はお前中心にまわってるわけじゃねーよ。」
そんなの当たり前だ。
世界がこいつ中心にまわっていたとしたら吐き気がするぞ。
「もうはなすことはないからな。」