私と後輩くん。
「行かないで、先輩」
「え、でも・・・・・・」
「大丈夫・・・・・・。ただの貧血だから」
呼吸が苦しいのか息使いが浅い。
私自身も貧血持ちでいるから分かるけれど、見るからに苦しそうだ。
「先輩・・・・・・お願い」
「うん・・・・・・分かった。ここにいるよ?」
そう答えると後輩くんはすぐに眠りに着いてしまった。
私はベットの横の机の椅子を引き、ついうとうとと眠りに落ちていった。
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