アウトサイダー
あとがき

最後までお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。

ここから私の思いを少し綴りたいと思います。

ファンメール等と重複する部分もございますが、ご了承ください。



この作品は、とある心理の本で「アウトサイダー」という言葉を見つけたことがきっかけで書き始めました。
「アウトサイダー」とは組織に属さない部外者とかよそ者という意味です。

そして、我が家の隣の学区に紗知たちがいたようなシェルターがあり、詳しくは知らないだろう人が「あそこの子はねー」なんて話しているのを小耳にはさみ、すごく憤りを覚えたことからできあがりました。



このお話で書きたかったことがふたつあります。


ひとつは、誰にも居場所が必ずあるということ。
生まれてきてはいけない命はどこにもありません。

そしてもうひとつは、幸せの形はひとつではないこと。
どんなことに価値があって、なにが大切なのかは、自分が決めること。
他の人の意見に左右される必要はありません。


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