僕のヒーロー
りょ…亮平が起きた!?
僕はどうすれば…!?
頭がパニクる僕とは対照的に、二人の間に火花が散る。
「悪い…俺もコイツが好きなんだ。だけど亮平から奪うつもりはない!」
「じゃぁどう言うつもりだ!?」
「俺も亮平と同等に立ちたいだけだ!コイツを守りたい…」
「納得は出来ないが、忍の事は気に入った!!仕方ない…俺が傍に居られない時はお前に託す!」
オロオロしている間に話はどんどん進み、気が付けば僕のヒーローが二人になっていた。
END