【短】《海奏番外編》 ~Another・Harmony~
9月で空はキレイな秋晴れ。


だけど私の周りはまるで春の様にポワポワピンク色のオーラが漂っていた。


「これじゃあ私、海ちゃんの事偉そうに言えないな……」


桜土君と話してる時の海ちゃんは、いかにも“幸せです!”って顔をしている。


何度となくアイちゃんとからかってきたけど、私だって似たようなもんだったと分かった。


「もうすぐだ……」


あれやこれや考えて歩いていると、茶竹君との待ち合わせ場所である雑貨屋さんが見えてきた。


茶竹君、まだかな?それとももう来てる?


目線をキョロキョロしながら茶竹君を探す私。
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