【短】《海奏番外編》 ~Another・Harmony~
♪俊哉Side-2♪
いよいよ約束の日曜日、オレは張り切って待ち合わせ20分前に到着。
雑貨屋の前で浜口を待ってると、左の方で誰かと誰かがぶつかったのが分かった。
左に視線を向けると、同い年位の女の子が今にも転びそうになっている。
「っ!?浜ぐ……ち!?」
その女の子が浜口だと分かった瞬間、オレは走り出していた。
「すみません……ご迷惑おかけして」
オレに抱き止められてどうにかコケるのを回避した浜口は、さっきからずっとオレに謝ってきている。
「だーかーら、気にすんなよ。元はと言えばお前にぶつかった人が悪いんだからさ」
雑貨屋の前で浜口を待ってると、左の方で誰かと誰かがぶつかったのが分かった。
左に視線を向けると、同い年位の女の子が今にも転びそうになっている。
「っ!?浜ぐ……ち!?」
その女の子が浜口だと分かった瞬間、オレは走り出していた。
「すみません……ご迷惑おかけして」
オレに抱き止められてどうにかコケるのを回避した浜口は、さっきからずっとオレに謝ってきている。
「だーかーら、気にすんなよ。元はと言えばお前にぶつかった人が悪いんだからさ」