年下の彼氏なんてありえない!!
「それ…そのいちごオレ…!私が買おうとしてたのに…!!」


私がビシッと指を指すと、彼は首をかしげた


「あぁ・・・これ?」


彼は私に向かっていちごオレをずいっと出してきた。


「・・・っ・・・・・・」


私は少し怯んでしまったけれど精一杯首を縦に振った。


「ふーん・・・」

「・・・・・・」



私は彼がずっといちごオレを目の前に出してくるので少し『譲ってくれるのかな・・・』なんて思ってしまった。


そのせいで私があんなドン底を見るはめになったといっても過言ではない。




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