前代未聞ヒロイン!
家に帰り…

自分の部屋に向かって猛ダッシュで階段を駆け上がった。

ダンダンダンダンダンダン

あれ?音が止まった?

と思ったら…

ズドォーンッッ!!!

物凄い音が、家中に響いた。
そう。

陽彩がコケた。

しかもすごい痛そう。
「痛い…でもわたしにはプレゼントを開けなければならない使命が…」

イヤイヤイヤ!
そんな使命ないし!
つーかプレゼントがそんなに大事かよッッ!

陽彩は痛みをこらえて自分の部屋へと急いだ。

「色々困難があったがついにこのプレゼントを開ける時が来たのか…。」困難なんてしてないし!
君が勝手に困難にしたからでしょ!

というか、独り言やめましょうよ!

怪しいよあんた。
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