光の花は風に吹かれて
「ローズ」
セストが名を呼ぶと、ローズは驚いて目を見開く。その表情に、クスッと思わず笑みが零れた。
「私と、花を大事に育ててくださいますか?」
そう言って手を差し出せば、ローズは満面の笑みを浮かべてその手を取ってくれた。
「はい」
まだ、開いたばかりの花を。
温かく光り輝く花を。
優しい風で愛でましょう。
ずっと、ずっと、散ることなく咲き誇る花を。
2人で育てよう――…
*END*
セストが名を呼ぶと、ローズは驚いて目を見開く。その表情に、クスッと思わず笑みが零れた。
「私と、花を大事に育ててくださいますか?」
そう言って手を差し出せば、ローズは満面の笑みを浮かべてその手を取ってくれた。
「はい」
まだ、開いたばかりの花を。
温かく光り輝く花を。
優しい風で愛でましょう。
ずっと、ずっと、散ることなく咲き誇る花を。
2人で育てよう――…
*END*