桜の木の下で
アイツっていうのは、あたしの婚約者で、先輩の友達。


ありきたりだけれど、先輩の事を相談していて振られた後に告白された。


「アイツもお前の事を好きだって知ってたから。だから……」


座りこんでいたあたしの腕をひいて、それから抱きしめた。


先輩はズルイ。


「アイツは?」


「出張で……」


「じゃあ、これが最初で最後だから……」


そう言って、優しくキスを落とした。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

今すぐここで抱きしめて

総文字数/14,006

恋愛(オフィスラブ)45ページ

表紙を見る
奇跡が降る夜

総文字数/4,665

恋愛(純愛)15ページ

表紙を見る
狂気と安らぎの狭間で

総文字数/438

恋愛(その他)2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop