彼トモにドキドキ


ダメダメ!そんな事考えちゃダメ!



私には彼氏が居るでしょ!?



頭では分かってても、心は正直だ。



広くて頼もしい背中を見る度に、ドキドキは増すばかり。



彼氏がバイトで先に帰った日、鼓動の正体を突き止める為、私は思い切って行動を起こした。



いつもの様に一歩先を歩く葵君の手をそっと掴んだ。



身体中にビリビリと電流が流れる。



此れは一体何!?



「梓…そんな事したら俺、勘違いするよ?」



へっ!?勘違いって…!?





< 2 / 4 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop