2人の王子様



「…ゴメン。陽菜ちゃん」


「いいですよ、謝らないでください。」


「とりあえず、2階行こうか」



飛鳥先輩の後をついて、すぐ先にある階段を上っていく私。


後ろからだとよく見える飛鳥先輩の足。

なんて、長くてキレイな足なんでしょうか。



「ここ、俺の部屋。ちょっと待っててね」



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