Light of hope Ⅱ【完】番外編完結
眠気がピークに達していた私はそのまま身体を預けた。
「もう帰るのか……また遊ぼうな」
「ん~、またね……」
薄らと目を開け、ぼやけた視界に映った皆に軽く手を振る。
「如月、頼んだぞ」
既に目を閉じているため表情は分からないが、來ちゃんは真面目な声色で蓮へと話しかけた。
「ああ」
たったそれだけの言葉だけど、蓮も真剣な声色で答えた。
「お邪魔しました」
そして朔が最後に声をかけて店を出た。