イチゴの空




うひゃあ、恥ずかしー!!



「ごめんっ…!
 何でもないの!!」


いつもの癖で、手を振ってしまった。


その拍子に机の上の消しゴムに手が当たって、落してしまった。





「あ……。」





拾おうとして手を伸ばすと高橋も拾おうとしてくれていて、手が当たった。







触れた瞬間


手がびくっとなった。






















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