イチゴの空


次の日…。


朝、学校に登校してすぐ、名前を呼ばれた。


「垣田さ~ん!」


私は声のする方を見た。するとそこには北野君がいた。


「なぁに~~?」


私は北野君の方へ歩いて行った。すると北野君は、私の顔の前にペンケースを出した。


「それ…、私のペンケース!!」


私は北野君からペンケースをもらった。
なんでぇ?なんで北野君が持ってるの?


すると北野君は私の声が聞こえたのか、


「俺のカバンの中に入ってた。垣田さん、間違えて昨日俺のカバンに入れたんじゃねーの?」

「かもね。でもよかったー、探してたんだよぉ~~。ありがとう。」


すると北野君はにっこり笑って、「どういたしまして!」と言った。

やっぱり、爽やかだ~~☆
< 47 / 137 >

この作品をシェア

pagetop