晴れのち雨

marrow



重い瞼をゆっくり開けると
先生と目が合った。



また夢か...



先生の手が伸びてきて私の頭を撫でる。


やけにリアルだなぁ...って



「ええ?!」



思わず後ずさると頭だけが宙に浮く。


「おっと!」


私を撫でていた手で頭を支えてくれた。



「あ...アリガトウゴザイマス」



「めっちゃ片言やん!」


と笑いながらベットから起き上がり、裸だった上半身にシャツを着た。




「夢だと思ったんです。」


布団に包まりながら言った。


「まだそれ言うか〜?
何なら夢ちゃうことを手取り足取り、もう一回教えたろか?」


ニヤリとする先生。



「セクハラで訴えますよ?」


「え?そんなん言ってもうたら、さっきまでしてたことって...」


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