晴れのち雨
そろそろ、この手紙にも終わりが近づいてきましたね。
自分なりに格好付けた文章を書いてみましたが、多々可笑しな部分もあったでしょう。
私も貴女と同じ、英語の先生です。
国語力については許してください。
すみません。
ここからは自分なりの言葉で貴女に最後の言葉を贈ります。
葵、俺の思い出作りに長い間付き合わせてもうてごめんな。
今度こそ、素敵な人と出逢って笑顔で溢れる幸せな日々を送ってください。
葵に出逢えて良かった。
葵のおかげで前に進めることが出来た。
ホンマにありがとう。
愛してる。
もう二度と並んで歩くことはないけど、
ずっと愛してる。
お互いに別々の道を歩くことになっても
思い出だけは色褪せへんことを願って...
では、最後の嘘です。
これは許さんくて良いで。
またね。
保坂智裕.』