晴れのち雨
黒髪ロングで目の大きくない人。
黒髪ではあるが、目は自分で言うのも何だが大きい方だと思う。
「気にせんでええよ。」
運転席を見ると先生が微笑んでいた。
「たかがオッサンの好みやろ?
アオちゃんは十分、そのままでも可愛いから。 着いたで。」
と目を気にしていたことを見破られてしまった。
助手席のドアを開けると、私の手をとりエスコートしてくれた。
着いた先は
隠れ家的な雰囲気のあるお店だった。
お店の看板の猫の絵が可愛い。
「居酒屋??」
「うん。勿論、お互いに飲酒禁止やで。
あと、奢ったるから気にせんと食べてな」
店に入った。