パパ、もう一度ほめて
夏休みも明け、テストも終了し、もうすぐ遊園地だーなんて思いながらカレンダーを見た。
「楽しみやぁー」
思わず声がもれるほど、楽しみだった。
――
そしてついに前日の夜。
明日なに着ようかな、とかヒールはダメだよな、とか思っていたらお父さんが、
「明日は朝はやいし、もう寝るぞー!」
て、言うから、それぞれ就寝の準備をし出した。
「おやすみー」
と三人でいい合って、私は自分の寝室へ行った。