私が死んだ日。【完】






それは、「あたしたちに心配かけないように」とか
そういのじゃなかったんだ

本物の笑顔だったんだ。




「...カケルちゃん」

「?」

「......カケルちゃんは、あたしのこと好き?」

「は!?」




突然のあたしの質問に、思わず声をあげるカケルちゃん。


周りのみんなの視線が、一気にカケルちゃんに集中したのがわかった。





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