私が死んだ日。【完】
ケンカに発展するずっと前から、シンタくんの様子がおかしかったらしい。
妙にソワソワして、落ち着かない様子。
美沙ちゃんも色々なことでイライラしていたので、ついシンタくんに八つ当たりしてしまったらしい。
『シンタ、ちょっと落ち着いてよ』
『...美沙』
『なに?』
『......お前、俺のこと好きじゃないだろ?』
『...え?何...』
『前、何度か美沙と一緒にいた男の子?』
『...っ』