私が死んだ日。【完】






「......カケルちゃん」

「...」




返事はないが、気づいているようだ。





「......ちょっと、外にでてくるね」

「...」




カケルちゃんは、静かにあたしと目を合わせた。




“わかった”という合図なのだろう。





< 225 / 382 >

この作品をシェア

pagetop