私が死んだ日。【完】






「......なんで?カケルはちっとも悪くない」

「...前、さ」

「...」

「......別れて少しの間は、俺らあんまり話したりしなかったじゃん?」

「...うん」

「それで少し時間が経って、またこうやって話すようになって、普通に友達関係に戻れた。ちょっと余裕もててた頃」

「...」

「それからしばらくして、美沙に彼氏できたろ?それから、少し気を遣って話さないようにしてたんだ」

「......」





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