私が死んだ日。【完】







「......シンタの言ったことは本当なの...」

「......」

「...好きな人いるんだろって言われたとき、びっくりした」

「...」

「......シンタのことは好きだった。優しいし面白いし、好きだったよ」

「...」

「でも......ごめん、あたしやっぱり───」

「美沙」





美沙ちゃんの言葉を打ち消した、カケルちゃんの低い声。




< 234 / 382 >

この作品をシェア

pagetop