私が死んだ日。【完】






やがて救急車がやってきて、血まみれのカケルちゃんを車の中へ乗せた。
あたしはついていった。


その時、視界に入ってきたのはあの男の子。


カケルちゃんがかばった子。




「ぁ...ボク......」




震えている。




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