私が死んだ日。【完】






そっと唇を離し、あたしより背の大きなカケルちゃんを見上げた。



───ほらね。


予想通り。



いや、予想以上?




「...真央、なに......」

「...ビックリした?」

「......するに決まってるだろ」

「...忘れないでね」

「.........あぁ。忘れない、絶対」



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