私が死んだ日。【完】





「夏は暑いからコレでいーの!」

「いや、お前冬でもその髪型だろ?」




黒く、少しだけクセっ毛のカケルちゃんの髪の毛。
猫みたい。


「...そういえば、あたしたち何年幼なじみやってるっけ?16年?」

「え、超単純計算」

「じゃぁさ、そろそろ幼なじみやめちゃう?」

「......」

「あたしたち、付き合おうよ!」

「...また始まった」




カケルちゃんはそういってため息をついた。


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